みなさん、こんにちはー。 日本は梅雨真っ最中のようですね。 ジメジメ憂鬱気分の皆さま、今日も「突撃!!トレーニング隊」を読んでスカッとしてください!
(注:読んでスカッとするかどうかは個人差があります)
本日の主役は男の子のRubak君!! ちょっと変わった名前ですが、これはパラオ語でルバックと読みます。
意味は・・・「おじさん」 Rubak君はまだまだ若者ですが・・・意味はおじさん。
あらら。ちょっとかわいそう。 しかし私も最近になって知ったのですがBoy friend という意味のあるらしいです。
よかったね、Rubak。
そんなRubak君ですが、最近スタッフ間では人気急上昇 のりにのった彼の本日のトレーニングは「Dolphin Dive」
DPの人気プログラムです。実はまだみんなができるわけではないんです。 Rubak君もまだ担当の大介さんとトレーニング中。 さっそく水中を覗いてみましょう! |
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あれれ?Rubak君、そっちは後ろだよ。 |
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体がひっくり返ってるけど魚がたべられた! |
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おっ!だいぶ上手になってきた |
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ちなみにこちらベテランのLaylaちゃん |
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大介さん、今日のルバック君はどうでしたか? |
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そうですねー。まだ僕が何をしようとしているのかあまりわかっていないようで
少し距離をおく事があります。 |
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なるほど。 |
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でも少しずつフラフラ泳ぐ時間が減ってきて 自分の前で待つようになって来ましたね。 |
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ほほー。だんだんとリラックスしているんですね。 |
さて問題!ダイビングの練習は・・・ @「イルカ達は普段から水中で生活してるんだし簡単にできるよー!」
A「いやいや、やっぱりどんな事でも慎重にやっていかないとねー。」 @とAあなたならどっち!?
トレコラファンならもうわかるはず!もちろんA!! (トレコラファンではない方は今すぐにファンになってください。)
ここでも第1話と同じように少しずつ少しずつ慣れてもらうトレーニングをします。
前回の問題にもなっていましたがDesensitization−脱感作−です。
では再び問題! 常にダイビングをしているのと同じ状態のイルカ達、 Dolphin Divingをする為には一体何に慣れてもらうのでしょうか??
そう、私達ダイバーです。
普段、陸上にいるもの(人)が急に水中に入ってきたら、ビックリです。 ですから、まずは「水中の人」に慣れてもらうようにトレーニングをしていきます。
Rubak君、Dolphin Symphonyはバッチリなので、水面に浮いているスイマーは大丈夫! 怖くありません!!
しかし、ダイビングをする為には、私達は沢山の器材で身を包みます。
更にはブクブクと泡まで出てきます。 初めてみたイルカ達にとっては「なんじゃこりゃ!?」です。
ですので、まずは『私達は何も怖くないんだよ〜』というのをまた『強化の原理』を用いて教えてあげます。
では、実際にどうするのか。 以前のRubak君のトレーニング現場へワープしてみましょう。
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@まずは、トレーナーとは別の人が離れた所で浮いています。リラックスしていたら、沢山“ほめて”あげます。 |
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A少しづつ(これが大切!)距離を縮めていきます。 |
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B今度はダイバーからお魚をもらいましょう。 |
このような感じでダイバーのトレーナーに慣れてから、水の中に潜っていきます。
「なんか、トレーニングって、怖い事を我慢ばかりしなくちゃいけないの?」
いえいえ、そんなことはございません。
イルカ達にとっては、「何が起こるのか分からないから、怖くなってしまうのです」 ですので、『怖い事は起こらないよ』と教えてあげれば、大丈夫!
トレコラ本編のハズバンダリートレーニングにもありますが、 『恐怖心を与えないように少しずつ』、これがとーっても大切なんです。
さて、Rubak君。
この後、どんなトレーニングをしていくのでしょうか…
それは、皆様がDolphin Divingをするまでの秘密です。
トレーニングコラム本編はこちらから⇒強化の原理について
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